(c)2016「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」製作委員会
全世界10億人の小松菜奈ラー待望のブルーレイ『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』が発売されました!
筆者も年始にノックアウトされて以来、京都旅行でも聖地巡礼してしまうほど惚れ込んでしまった映画ですので、疑問の余地なく【豪華版】を購入いたしました。
というわけで、早速特典ディスクから視聴してみましたので簡単にレビューしてみたいと思います。
まあ、昨今の合理化主義の弊害といいますか、DVDセットとの共通化のためなのか、ブルーレイディスクを買ったのに特典ディスクはDVDということが大変多くなっています。今回のブルーレイも残念ながらDVDになっています。この21世紀のご時世、映像素材などはすべてHDで撮影されているのですから、それをお金を払って購入している人間にSD画像であるDVDで提供しようという嘆かわしい状況です。
とはいえ、文句を言っても始まらないので視聴してみました。
目玉はなんといっても、今回の特典ディスクのために撮り下ろされた、
【メイキング映像から振り返るビジュアルコメンタリー】
37分ほどとそれほど長くはないものの、LINE LIVEなどでの特別映像で息もぴったりだった監督と小松菜奈さんと福士蒼汰さんのトリオですから、安定の楽しさでした。
メイキング映像を交えながら、当時のことを思い出しつつ三人で雑談のような感じでお話。一番楽しかったのは高寿と愛美のふたりがデートするカフェ「さらさ西陣」でのくだり。まず表を歩く犬が「歩くのを断固拒否して」飼い主がいくら引っ張っても歩かない様子にふたりが大笑い。そして、本来「さらさ西陣」では提供されていない「抹茶ロールケーキ」(原作には登場する)を小松菜奈さんが気に入って、撮影が終わっているのに見事に完食してしまうあたり。それを観た小松菜奈さんが「食い意地はってるなあw」と自分にツッコミ。
他にも宝ヶ池で溺れる子供の頃の高寿を助ける愛美のシーンで、本編ではカットされている池に飛び込む小松菜奈さんや高寿を抱きしめながらずぶ濡れになるシーンのメイキングが見られました。子役の子を抱きかかえながら歩く姿も可愛い。
そして、冒頭と終幕でも感動を誘ってくれる宝ヶ池駅での撮影風景もあります。コメンタリーではやはりあそこが一番大変だったと小松菜奈さんが語っているぐらい、感情の流れが一番難しく、いちばん重要なシーンなのに加えて、実際の駅をロケで使っているので、電車の来る時間などを考えて涙を流したりしなければならないのが辛かったそうです。
(c)2016「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」製作委員会
【特番「『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』福士蒼汰&小松菜奈&東出昌大 胸キュントークSP」】
こちらはLINE LIVEでも配信されていたものと同じものですが、やはり大画面で観られるのは嬉しいですし。いつもの三人に東出くんまで加わって大爆笑なんですよねえ。特に「末っ子」話のときの東出くんは神。
【イベント映像集】
雑なタイトルですが、実は結構盛りだくさんで、内容も充実しています。
「完成披露試写会」での舞台挨拶から、「伏見稲荷でのイベント」「初日舞台あいさつ」「クリスマスイブ舞台挨拶」などなど。各種舞台挨拶を集めているのですが、小松菜奈さんや福士蒼汰さんの不器用な感じがたまらなくいいんですよねえ。
「初日舞台あいさつ」で、監督が手紙を朗読する時に、泣いちゃう小松菜奈さんも可愛いし、そこでサッとハンカチを渡す福士蒼汰さんの紳士ぶりも素敵。
東出くんと山田裕貴さんが出てくると、お約束のギャグネタが披露されて、鉄板で受けるのが面白いんですよねえ。東出くんの得意技である「真顔で話をしていると思わせておいてギャグを言う」ってやつがいいw
というわけで、DVDなのは気に入りませんが、ファンなら【豪華版】一択であるのは間違いのない内容です。