(500)文字のレビュー『溺れるナイフ』★★1/2「小松菜奈さんのヘルメット姿をなぜもっとアップでとらない!」

『溺れるナイフ』★★1/2

辛うじて【LGM】というカテゴリーで製作されていることが分かるポスター。中身は一筋縄ではいかない。

今年に入ってから小松菜奈さんのファンになった人間として、ギリギリで劇場での鑑賞を逃していた作品。今回やっとブルーレイにて鑑賞。公開当時から一部で話題になっていたのは耳に届いており、小松菜奈さん抜きにしても少し気になっていたのですが、やはり当時は「この手のジャンル【LGM】」に対して色眼鏡を持っていましたから、華麗にスルーしていました。

山戸結希さんという方がインディーズ方面で注目されているということも辛うじて知ってはいたのですが、当然のように観ているわけでもなく。不勉強を恥じ入る次第。

今回商業ベースのメジャー作品は初になると思うのですが、要所要所、いや、結構全編に渡って才気走る個性が炸裂していまして中盤までは大変楽しく観ていられました。

が、

中盤以降は、個人的に苦手なモチーフ1が登場することも含めて、その個性的な演出も胃もたれを起こしてきたことは否めません。

とは言え、新しい作家の発表の場としても注目されつつある【LGM】というジャンルとして、こういう挑戦的な作品が登場したことは大変好ましいのではないでしょうか。

追伸。稀代のヘルメット女子フェチを自認している人間として、小松菜奈さんに通学用ヘルメットを着用させた功績は大いに讃えたいのですが、いかんせん俯瞰のカットのみで、アップがなかったのはいただけない。あれがあれば★ひとつアップも辞さずでしたが。大変残念です。

【111分/ビスタサイズ/HD】(ブルーレイをホームシアターにて鑑賞)

Footnotes

  1. わたしはレイプを含めて女性が酷い目に遭うのが観ていられません
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