アニメイッキ見特集第二弾『氷菓』★★★1/2「左手の感覚を克服した連続TVアニメならではのどんでん返し」

『氷菓』★★★1/2

大林宣彦監督が『さびしんぼう』で取り入れて効果を上げていた「黄昏時」の色調やライティングなどを意識的に取り入れた情緒満点の絵作り。加えて「アニメでそれをやるか!」というCGを溶け込ませるように利用した、実写のようなカメラワークなどなどが炸裂。京都アニメーションの技術力の高さと、演出力の確かさを高水準で結びつけた超絶クオリティ。

京都アニメーション略して京アニ。言わずと知れた、泣く子も絶句するほど高レベルのTVアニメーションを量産するアニメーションスタジオです。それほどアニメを積極的に観ていないわたしですら、名前を知っていますし、『涼宮ハルヒの憂鬱』『けいおん!』シリーズなどは大好きで、今でも何度も観直しています。

先日発表されたNHKベストアニメ100において、21位の『CLANNAD』に次ぐ25位に今回の『氷菓』がランクインしているのを知って俄然興味が湧いてきた次第です。世間的な知名度は上述の2作には劣ると思いますが、放送当時も噂には聞いており、前々から観てみたかったという事もあり、先日登録した「dアニメ」で早速イッキ見しちゃいました!

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